千葉での葬儀は昔ながらの風習で行うところが根付いていますが、千葉市を中心とした都市部ではやはり都会と同様シンプルな葬儀が増えています。
やはり大々的に葬儀を行えるような親戚付き合いや近所の繋がりが減って核家族化しているということが大きな理由でしょう。
シンプルな葬儀といってもいろいろありますが、その中でも、「家族葬」が大きなトレンドになっています。
◇家族葬とは
家族葬といっても、親きょうだいだけの本当の家族だけで行う葬儀をさすわけではありません。
家族・親戚・ごく親しかった人を招いた参列者の少ない葬儀を一般的に「家族葬」と呼んでいます。
参列者の数としては大体20人前後と考えてよいでしょう。
葬儀の流れは一般葬と同じで、お通夜~告別式~火葬の順番で行われます。
家族葬のメリットといえば、やはり予算です。
一般葬を行えば相場は100万円を超えてしまいますが、家族葬は数十万程度で済みます。
また、参列者が少ないため、余裕を持って故人とお別れができるという点もあります。
デメリットとしては、弔問客をどこまで呼ぶかです。
人数が増えてしまうと却って一般葬の方が安く済んでしまうことも。
また「葬儀に呼んでもらえなかった」という苦情を言われかねませんので、どの範囲まで呼ぶかは慎重に決めましょう。
◇家族葬が終わったら
家族葬が終わったら、葬儀に呼ばなかった故人の友人・知人や会社関係の人に必ず挨拶状を送りましょう。
文面には故人の希望で家族葬にした旨を添えるとトラブルを防ぎやすいです。