最近の流行りとして高齢者を中心に行われているのが「終活」です。
生前、元気なうちに身辺整理を含めた自分の人生の振り返りを行うことが多いですが、もちろん葬儀に関して計画する人も多いのが事実です。
最近は、自分の葬儀を自分で好きなように行えるようご家族に依頼するケースも増えてきており、また生きているうちに葬儀を行うのも立派な終活のひとつです。
◇エンディングノートを書こう
終活になくてはならないものが「エンディングノート」です。
エンディングノートとは、ご自身が亡くなった時にご遺族にしてもらいたいことや、手続きなどを明記し急なお別れがきてもご家族が困らないようにする側面があります。
貯金や口座の情報・生命保険・さまざまなパスワードなどはやはり本人しか知りえない情報なので記しておいたほうがよいでしょう。
また、葬儀について希望があるのなら、誰を呼ぶかやどういった形式で行うかなども明記しておきましょう。
Check→スムーズな相続のために「エンディングノート」「遺言書」に書くべきこと | マネーポストWEB
◇葬儀をプロデュースすることもできる
エンディングノートではざっくりとした葬儀の希望を書くことができますが、葬儀にどうしてもこだわりたいという人は自分で葬儀をプロデュースするのもひとつの方法です。
生前に、既に葬儀社を指定し、まるで結婚式のようにプランナーと打ち合わせを行います。
斎場や飾る花・香典返しの指定や会葬礼状の文面などもカスタマイズできます。
また、有名人や文化人の間で頻繁に行われているのが「生前葬」です。
文字通り、生きている間に行われる葬儀で、中には余命宣告されていない元気な人がイベント感覚で行うことも。